不眠症
不眠症は、十分な睡眠をとることが難しい状態が続き、それによって日中の倦怠感や注意力・集中力の低下など、生活の質に支障をきたす疾患です。単なる「寝不足」とは異なり、1週間に3回以上の不眠が1ヶ月以上続く状態を指します。身体的な病気や精神的なストレス、生活習慣など原因は多岐にわたるため、原因に応じた適切な対処が重要です。
このような症状はありませんか?
- 寝つきが悪く、ベッドに入って30分以上眠れない
- 夜中に何度も目が覚め、再び眠るのに時間がかかる
- アラームよりかなり早く目が覚め、その後眠りにつけない
- 眠りが浅く、起きた時に「寝た感じ」がしない
- 日中に強い眠気があり、仕事に集中できない
不眠症の主な原因
- 心理的要因: 仕事や人間関係のストレス、不安、悩み
- 物理的要因: 寝室の環境(温度・光・音)、不規則な生活リズム
- 身体的・生理的要因: 痛み、かゆみ、頻尿、加齢、時差ぼけ
- 精神的・薬理的要因: うつ病や適応障害などの心の病気、アルコール、カフェイン、薬の副作用 など
改善策
「眠くなってから布団に入る」「朝に日光を浴びる」「寝る前のスマホを控える」など、睡眠衛生指導を行います。寝室環境の整備や、食事・運動などの生活習慣の改善をセットで考えていきます。

不眠は、放置するとうつ病などの精神疾患のリスクを高めるだけでなく、身体的な健康にも悪影響を及ぼします。
よくあるご質問 (FAQ)
- 睡眠薬はずっと飲み続けなければなりませんか?
-
いいえ。症状が改善し、生活習慣が整ってきたら、少しずつ薬を減らしたり、頓服に切り替えたりして、最終的には薬なしで眠れる状態を目指します。
- 寝酒は不眠に効果がありますか?
-
逆効果です。アルコールは寝つきを良くする側面はありますが、睡眠の質を著しく下げ、夜中に目が覚める原因になります。治療中は控えることをおすすめします。
- 昼寝をしたほうがいいですか?
-
午後早い時間に20分程度の短い昼寝は有効ですが、夕方に長く寝てしまうと夜の睡眠を妨げます。適切な取り入れ方をアドバイスします。
