適応障害
適応障害は、生活の中で生じた特定のストレス(仕事のプレッシャー、人間関係の変化、生活環境の激変など)にうまく適応できず、心身に様々な症状が現れる疾患です。うつ病と似た症状が出ますが、「原因となるストレスから離れると症状が次第に改善する」という点が大きな特徴です。しかし、放置するとうつ病へ移行することもあるため、「甘え」だと自分を責めずに、早期に適切な対処を行うことが大切です。
このような症状はありませんか?
- 仕事に行こうとすると涙が出る、体が重い
- 職場での人間関係や業務内容に強いストレスを感じている
- 以前は普通にできていたことが、集中できずミスが増えた
- 休みの日も仕事のことを考えてしまい、不安で眠れない
適応障害の主な原因
適応障害は、明確なストレス因子がきっかけとなって発症します。
- 職場環境の変化: 異動、昇進、部署の人間関係、過重労働
- ライフイベントの変化: 入学、就職、結婚、引っ越し
- 健康・経済的問題: 自身の病気、怪我、経済的な困窮 など
改善策
適応障害の治療において最も効果的なのは「ストレスの元から距離を置く」ことです。職場の配置転換、残業の制限、あるいは休職による休養などを検討し、心身を回復させる環境を整えます。

適応障害は、あなたの心が「これ以上の負担は限界だ」というサインを出している状態です。一人で抱え込み、無理を重ねる前に、まずは当院へご相談ください。
よくあるご質問 (FAQ)
- どれくらいで治りますか?
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原因から離れることができれば、数ヶ月で改善が見込めます。ただ、6ヶ月を超えても改善しない場合は、適応障害の範囲から外れて、診断名が変わることになります。
- 休職の診断書は書いてもらえますか?
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はい、診察の結果、環境調整や休養が必要と判断される場合には作成いたします。
- 自分が弱いから適応障害になったのでしょうか?
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いいえ。強いストレスが重なれば、誰にでも起こりうる反応です。ご自身の適応能力の問題ではなく、環境とのミスマッチが起きている状態ですので、改善にむけて一緒に考えていきましょう。
